出口式みらい学習教室講師の北山です。

 

「あなたのために言ってるのに、なんでわからないの?」

 

お子さんに、そんな言葉を言ったことはないでしょうか?

逆に、子どものころ親御さんに言われたことがあるかもしれませんね。

 

「幸せになってほしい!苦労させたくない!」

そんな愛情から出る言葉だけに、わかってもらえないとついイライラしてしまいますよね。

どうしたら気持ちをわかってもらえますか? 

最近もこんなご相談がありました。

「母が、何かにつけて自分の考えを押し付けてきてすごく嫌なんです。私には私の考えがあるのに、聞こうともしてくれません。とりあえず我慢して言うことを聞いてきましたが、いつの間にか『家を出ていく』ことが私の目標になってしまいました。どうしたら、私の気持ちを母にわかってもらえるでしょうか?」

 

 

このような場合、ご本人とお母さまの個性を分析してみると、考え方の違いや行動パターンに違いがあることや、何故すれ違いが起こるのかがわかり、理解しあい、歩み寄るために役に立つお話ができることも少なくありません。

どちらかが悪いわけではないのに…

たまたま最近見たテレビドラマでも、同じような母と娘の場面がありました。

昔から計画性がなく、行き当たりばったりで、自由奔放だという娘に向かって、

「ちゃんと計画を立ててやりなさい!」

「計画性がないから効率が悪くなるんでしょ!」

「もっと計画的な生活をしなさい!」

とまくしたてる母親に対して、

 

我慢の限界とでもいうように、

「計画、計画ってうるさい!」

「もうやだ、窮屈!」

「子どもの頃からずっと我慢してきた」と言い放つ娘。

 

「あなたのためなのにどうしてわからないの!?」

と、お決まりのセリフも出てきました。

 

この母娘の場合は、目標を立てて、計画通りに効率よく行動するのが得意な母親と、臨機応変に行動するのが得意な娘という、行動パターンの違いがトラブルの原因となっていました。

 

最後には母親が、

「ほんとヤダ、お父さんとそっくり」

と吐き捨てるように言いましたが、

これは遺伝ではないので、どちらかの親に似るというものでもありません。

親子でも個性は同じではありません 

子どものためと思っても、このように親と子の違いを理解せずに、親が自分の考えだけで判断してしまうと、「いうことを聞かない子」とか「ダメな子」と思ってしまい、子どもの方は、「何を言ってもきいてくれない、どうせ分かってくれないから話さない」となってしまいます。

こうなる前に、まず、いわゆる「反抗期」という状況になることが多いのですが、それは、「違いがありますよ。そろそろ理解してくださいね」という警告のようなものだと考えられます。

 

遅くともこの時点で、それ以上親子間の溝を深くしないためにもお互いを理解しあい、認め合うことが大切です。

たくさんのデータから導き出されるISD個性心理学の分析により、お互いの個性や能力の違いを簡単に知ることができます。

この便利なツールを有効に活用して、違いを理解しあえる親子関係を作りませんか? 

ご家族間の違いを理解するには、家族丸ごと診断がおすすめです。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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