子どもが何を考えているのかわからない、子どもが言うことを聞いてくれない、主人も話を聞いてくれない、
どうすれば、言う事を聞いてくれるのか?
どうしたらやる気を出してくれるのか?

なんでうまくいかないかわからなくて、毎日、何かとイライラ…
子育てが辛いものになってしまっているお母さんも少なくありません。

お悩みのお母さんに理解してもらいたいこと

そんなお悩みを抱えてクリエイティブランドにいらしてくださったお母さん方に、まず理解していただくのが、
たとえご自身が生んだお子様であっても、
子どもは自分とは違う人格を持った他人であるという事、
感じ方や、行動の仕方や、考え方、そして生き方も違うという事です。

皆さんそれぞれ幸せになりたいと思って頑張っているとしても、
子どもの幸せのためと思っていろいろやっているとしても、
幸せの形は人それぞれ違うという事です。

縁あって夫婦となり、縁あって親子となり、
同じ一つの家族の一員として、みんなで幸せな家庭を気付くことを目指して、一緒に頑張っているとしても、
一人一人、幸せだなあって思うポイントが違うんです。
この違いを理解することが、子育てにおいて非常に重要です。

はっきりと目に見えないからこそ、イライラの原因になりがちな、
考え方とか、感じ方とか、行動の仕方の違い…
ついつい、自分を基準に、普通はこう…って考えてしまいがちです。

自分と子どもとの違いを理解する方法

そこでクリエイティブランドでは、まず、ISD個性心理学を切り口として、ご自身の事をしっかり理解していただき、その上で、お子様やご主人との感じ方や考え方の違いについて学んでいただきます。
この時点で、ほとんどの方がある程度スッキリされます。

なんでそんなことするの?
なんでそんないいかたしなきゃいけないの?
なんで、なんで…って分からなくてイライラしていたことの、
なんでの原因がわかるからです。

「鳥は飛べるけど、犬は飛べない」
それくらいに、はっきりとした違いなのだと、明らかに認められれば、
すっきりあきらめがつくってことです。

子育てを通してお母さんも成長する

他人を無理に思い通りにしようとするのは難しく、非常にストレスがかかります。
お母さん自身が子どもとの違いに合わせて対処できるかどうかが重要です。

そのためにお母さんのコミュニケーション力を磨き、創造性を豊かにする努力が大切です。
子どものためにお母さんがまずは成長してください。

子どものためだけではなく、
お母さんのその後の人生の豊かさにもつながります。
子育てが落ち着いた後の、お母さんの社会人としての活躍にも大きく役立つはずです。

そうやって、私の周りでは、少しずつ、まずは自分が学ぼうという姿勢で子育てに取り組まれる方が増えてきています。

お母さん自身が生き生きとして、学び、成長する姿を見せることが、子どもにも素晴らしい影響を与えることになると思います。

よく、子育ては親育てとも言われますが、
子育ては、大変ではありますが、親子で共に成長できる、
人財育成という観点から黄金期とも言える貴重な時期だと思います。

まずはお母さんから、そしてご家族一人一人が、それぞれの個性の違いを理解したうえで、
それぞれが思う幸せを実現するために、協力し合い、支え合うのが、
家族の役割だと思います。
学校や社会で辛いことがあっても、家族が、自分をちゃんと理解して支えてくれていれば、最悪の選択をする可能性は低くなります。

反抗期に入って、急に口答えしだしたという話も聞きますが、
だいたい小学校低学年くらいまでは、親の価値観、特にお母さんを通して世の中を見ています。
ところが10歳くらいになると、知能も発達してきて、自分自身で考えるということができるようになります。
そして、親の意見とは違う自分の考えをちゃんと言えるようになってきます。

ついついやっちゃうやってはいけないこと

こここで親が、
「何馬鹿な事言ってるの?お母さんの言う事を聞いておけば間違いないんだから」
みたいに言い続けると、
たとえそれが、100%子どものためを思ってだとしても、

子どもは、
「どうせ言ってもわかってくれないし、文句を言われるだけだから言うだけ無駄」
と、自分の考えを言わないようになり、

「反抗期過ぎたと思ったら、今度は急に何もしゃべらなくなったわ」
なんて、これまたよく聞く話になります。

ここで、親以外に自分を支えてくれる友達や大人がいればいいのですが、
そうじゃないと、どこかで躓いて、一人で立ち上がれなくなった時に、子どもが考えつく選択肢はそう多くはないので、取り返しのつかないことになる場合も、残念ながらないとは言えません。

そうなってから、学校を責めても、会社を責めても、遅いですよね。

間違っていると思っても、絶対おかしいと思っても、
とりあえずいったん受けいれる。
あなたはそういう考えなんだねってことを認めてあげる。
これが「共感」です。
「同感」じゃなくていいんです。

必要なのは共感力

この共感する力「共感力」が、これからの多様化が求められる社会では必要になってきます。
まず、お母さんが実践して、子どもに教えてあげてください。
いったん受けいれて、あなたの考えはしっかり理解したことを伝えたうえで、それからご自身の意見を伝えれば、
子どもも、お母さんの話を理解しようと思えます。
子どもの受け入れる気持ちができた時に、お母さんが伝えたい、大切な事を教えてあげれば、ちゃんと伝わる可能性が高くなります。

ここでも、お互いの考え方や、感じ方の違いがわかっていれば、
どういう言い方をすれば理解してもらいやすいのかがわかり、
さらに上手くいく確率が上がります。

考え方や、感じ方という、目に見えない違いを、統計や分類によって、見える化したのがISD個性心理学です。皆様の子育てのイライラ解消にぜひお役立てください。

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